【完】君しかいらない
いくら鈍いあたしにでもわかる。


これは……


生チューの音!?


や……やめてよぉ、あたし、いるんですけど!?


思わず一歩下がったら、エレベーターの壁に、思いっきり頭をぶつけてしまった。





ゴンッ!


鈍い音がすると同時に、キスをしながらあたしの方を見てくる男の子と目が合った。




< 59 / 1,444 >

この作品をシェア

pagetop