【完】君しかいらない
「じゃあ、ウチのお兄ちゃんのこと、自分のお兄ちゃんみたいに思ってもいいよ?」
「え、マジ?それって、義兄弟ってこと?あ、そっか。将来そーなるかもなー」
なんて言って笑ってる。
「もうっ!なに言ってるのー!?ホント奏太くんっておもしろいよね」
あたしがケラケラ笑ってると、奏太くんは、
「別におもしろく言ったわけじゃないんだけどなー」
って言うと、苦笑してすぐにテレビに視線を移した。
あたしと奏太くんが兄妹になるって意味だよね?
奏太くんのお父さんは再婚できるけど、ウチは離婚してないから、兄妹になるとか無理だから。
フフッ、奏太くんの発想っておもしろい!
「あー、ヤバい。眠い…」
奏太くんがゴロンと転がって、あたしの膝の近くまでやってきた。
「え、マジ?それって、義兄弟ってこと?あ、そっか。将来そーなるかもなー」
なんて言って笑ってる。
「もうっ!なに言ってるのー!?ホント奏太くんっておもしろいよね」
あたしがケラケラ笑ってると、奏太くんは、
「別におもしろく言ったわけじゃないんだけどなー」
って言うと、苦笑してすぐにテレビに視線を移した。
あたしと奏太くんが兄妹になるって意味だよね?
奏太くんのお父さんは再婚できるけど、ウチは離婚してないから、兄妹になるとか無理だから。
フフッ、奏太くんの発想っておもしろい!
「あー、ヤバい。眠い…」
奏太くんがゴロンと転がって、あたしの膝の近くまでやってきた。