【完】君しかいらない
春奈しか見えてなかった俺。


諦めようとしてたけど、全然そうじゃなかった。


忘れようって思ってたけど、そう思えば思うほど、


頭ん中では春奈を求めてた。







俺は…


春奈が好きだったけど、


無理に忘れるんじゃなくて…


現実を受け入れて、次のステップに進むことも大事なんだって、


そう思うようになった。





そしたら、周りが彼女とデートするってのを聞いたり、


奏太が、毎日小中と連絡とってる話を聞いたりするだけで…


なんか、そういう相手がいるって、うらやましい…とまで、思うようになってしまった。




< 755 / 1,444 >

この作品をシェア

pagetop