【完】君しかいらない
マヌケ女を見て、さっきまで座ってた席を指す。
「そこ取ってくれたんだ。ありがとな」
「ううん!?あの…それより、今…あたしのこと、友達って…。
ヤ、ヤダ!聞き間違いですよね?あたしったら図々しい~」
「いや、言ったけど…マズい?」
「ぜっ、全然マズくないです。よろしくお願いします!!」
なにをよろしくなんだか、意味わかんねー。
「…で。名前、なんだっけ?」
「つかさ」
「いや…名字」
「よかったら、司って呼んでもらえないですか!?あたしの嫌いな名前、安元くんが呼んだだけで、いい名前に気こえるんです」
「…誰が呼んでも同じだろ?」
「違うんです!」
「そこ取ってくれたんだ。ありがとな」
「ううん!?あの…それより、今…あたしのこと、友達って…。
ヤ、ヤダ!聞き間違いですよね?あたしったら図々しい~」
「いや、言ったけど…マズい?」
「ぜっ、全然マズくないです。よろしくお願いします!!」
なにをよろしくなんだか、意味わかんねー。
「…で。名前、なんだっけ?」
「つかさ」
「いや…名字」
「よかったら、司って呼んでもらえないですか!?あたしの嫌いな名前、安元くんが呼んだだけで、いい名前に気こえるんです」
「…誰が呼んでも同じだろ?」
「違うんです!」