【完】君しかいらない
「これ…使って?」
「…え」
突然、目の前に差し出されたタオルハンカチ。
見れば、最近塾で話すことが多くなった、司が俺のすぐ側に立っていた…。
…いつからいた!?
ギョッとしながらも、もちろん顔には出さない。
平静を装いながらその手を拒んだ。
「いいって…」
「あっ、ごめんね!?嫌だよね、あたしのなんて」
泣きそうな顔になってるし、ホントに今はタオルで顔を拭いたい気分だったから、
思わずタオルハンカチを受け取った。
「…サンキュ」
「ううん!?あたしの方こそ、ありがとう!!あたしのハンカチも幸せ感じてると思う」
…意味わかんねー。
「…え」
突然、目の前に差し出されたタオルハンカチ。
見れば、最近塾で話すことが多くなった、司が俺のすぐ側に立っていた…。
…いつからいた!?
ギョッとしながらも、もちろん顔には出さない。
平静を装いながらその手を拒んだ。
「いいって…」
「あっ、ごめんね!?嫌だよね、あたしのなんて」
泣きそうな顔になってるし、ホントに今はタオルで顔を拭いたい気分だったから、
思わずタオルハンカチを受け取った。
「…サンキュ」
「ううん!?あたしの方こそ、ありがとう!!あたしのハンカチも幸せ感じてると思う」
…意味わかんねー。