【完】君しかいらない
陽斗は、こーいうことを…常に予想してたってことだよな。
やっぱ俺は全然考えが足んねーな。
「ねぇ…お願いがあるんだけど」
ユーリが涙目のまま俺にすり寄ってくる。
「なに…?」
最後にもう一度抱いて…とか、ムリだかんな?
キスして…も、ムリだから。
俺はもう、身も心もすべて愛梨ちゃんにささげるって決めた…。
元々色気を漂わせてるユーリだけに、
涙目の上目遣いはかなりヤバい。
しかも今、
コイツ思ったより、結構いいヤツって知ったとこだし…。
いや…
俺の気持ちは、揺らがないぞ…。
やっぱ俺は全然考えが足んねーな。
「ねぇ…お願いがあるんだけど」
ユーリが涙目のまま俺にすり寄ってくる。
「なに…?」
最後にもう一度抱いて…とか、ムリだかんな?
キスして…も、ムリだから。
俺はもう、身も心もすべて愛梨ちゃんにささげるって決めた…。
元々色気を漂わせてるユーリだけに、
涙目の上目遣いはかなりヤバい。
しかも今、
コイツ思ったより、結構いいヤツって知ったとこだし…。
いや…
俺の気持ちは、揺らがないぞ…。