【完】君しかいらない
「安元くんに笑われたぁ~…」


「司って、天然?…だよな、絶対」


「違うってば!!たまにこーいうことあるの。そのたまたまを、安元くんが見てるだけ。

安元くんだって、今の安元くんはほんの一部分でしょ?それと同じだよ」


「そーかな。俺は…このまんまだけど?」


「えーっ!絶対、あるある!たまにすっごくテンション上がるときとかあるでしょ?」


「ナイな…」


俺が奏太みたいに?


お~っ!あの花火、すげーっ!!!!!


って?








…ありえね~。


自分で想像して鳥肌が立ちそうになった。





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