**最後の恋**





「真木、何かあったんだろうが
仕事に支障が出ないようにしろよ」


「先輩に迷惑かけるような
ヘマはしませんよ」


「そうか」


そう言って先輩は自席に戻っていった。






「透子、帰り飲まない」

「いいよ」

「いつもんとこで待ってるね」

「分かった」



私は、定時に帰れるように
何とか仕事を終わらせた。



< 29 / 36 >

この作品をシェア

pagetop