Alice§another world§
『あはは...。でねー?』
帽子屋の家に近づくと楽しそうな
aliceの声。
「alice~」
aliceの背後から抱きついた。
『ひゃっ!!』
背後から抱きついた俺を
邪魔者扱いするような目で
見てくる帽子屋。
「aliceは俺んだ。」
帽子屋なんかに取られたくなくて
俺のものだと釘をさす。
「...。お前等覚悟はできてんだな?」
急に宣戦布告した俺に
目を丸くした帽子屋だったが
冷静に聞いてきた。