運命に導かれて 番外編
第4章
「ダイエットなんて考えるなよ?」
月明かりが柔らかく差し込む部屋。
ベッドに身体を預けて会話を楽しむ2つの影。
まだ日も高いうちに仲直りを済ませた2人は
ぴったりと身を寄せ合い、
ルカは羽衣の腰に腕を回し髪を優しく撫でれば
羽衣はうっとりとルカを見つめている。
「うん…でもルカに相応しくなりたいから…。」
羽衣は少しだけ唇を尖らせる。
───────チュッ─────
突き出された唇に待っていたと言わんばかりに
すかさず口づければ
顔を見ずともわかる羽衣の反応。
「/////ルカっ。」