【完】ラブ・ビーム





「宮井、高校行っても元気でな」



廊下で元カレの何番目かに声を掛けられた。


うっ…こんな時に…。




「頑張る。じゃーね、ケガとかしないでね」




そう言っておいた。


振ったくせによく声を掛けてこれるよ。





「大丈夫?怜伊」



それを見ていた梓が言ってきた。



「うん。梓、メールしようね」


「もっちろん!!電話もするし、男も紹介するよ!」


「うんっ!!」








< 16 / 121 >

この作品をシェア

pagetop