【完】ラブ・ビーム
「場所変えようよ。注目浴びてるし。
それに、怜伊に言っていい?
さっきから一人だけ何も
知らなくて可哀相なんだけど」
あたしの肩を抱きながら言ったのは梓。
教えてほしい。
前、電話で聞いたのと関係あるのかな?
「椿姫、その女に言ったの?」
「相談しただけ」
「ありえない!!」
梓は放心状態のあたしと二人を連れて外のベンチに座った。
あたしがベンチに座ると、
さくらがあたしを何故か立たせた。
爆弾発言を吐いた。
「この子は三浦海里の彼女だよ!!!」
は?
その場にいた全員が固まった。