俺は絶対お前を守ってみせる☆
初めての出会い☆
☆大和SIDE☆
ここは、一番頭の良い高校、松嶋高等学校だ。
俺の見た目は、不良で極悪だ。
だけど、頭だけは良い。
俺の家は、金持ちだ。毎日、車で送り迎えの日々だ。
だから、俺はこんな生活に飽きたから、不良になった。
不良になったとはいえ、進路はこの高校に行くことは決めていた。
成績はトップで、入学式の新入生代表として、ステージに上がった。
瞬く間に、女子の目線がすべて集まった。
『あの人、かっこよくない!?』
『わかるー。一目惚れしちゃった☆』
などの声が俺には聞こえた。
「あー、俺原稿忘れたんで、アドリブで。とにかく、3年間楽しく学校生活を送りましょう。」
ま、俺はこーゆーの嫌いだから、すぐ終わらした。
すると、1人の女子と目が合った。
(うわぁ、メッチャブスやん。キモ・・・・・。)
でも、俺はこの時、この子に恋をするとは思わなかった・・・・。

☆桜SIDE☆
私には、友達なんかいない。
ブスだから。ただ、それだけ。
この入学式の時も、隣の男子達が私の悪口を言っていた。
『隣のやつ、キモいな・・・・。』
『だな。オェ・・・。』
(あー、早く終わらないかなぁ)
とか、考えながら、ステージに上がっている男子をじっと見ていた。
(あの人、頭良いんだ。見かけはチャラいけど・・・。)
すると、あの男子と目が合った。
(うわぁ、ヤバ!!絶対キモいとか、ブスとか思ってる)
なぜ、私が自分でも、キモいとかブスとか言ってるかというと、今時ない、丸いメガネ、おさげ、メイクもろくにしていない顔だから。

☆大和SIDE☆
(あー、俺何組かなぁ。あ、2組か)
と思いながら、教室に入っていくと、
「キャー、あたし一緒のクラスじゃーん!」
「いいなぁ、あたし違う・・・。」
いろいろ、女子達が騒いでいた。
多分、俺のことだろう。
ま、どーでもいいんだけどね。
俺は、彼女にするやつは、見た目より心を選ぶんだよ。だから、あの辺の女子は誰も俺の理想の女じゃない。
と、思っていたら、何か女子達の空気が一変した
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