恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
紫苑は私をお姫様抱っこして、ベットに運んだ。



「私…シャワー浴びてないのよ…このままだと汗臭い…」


「別に構わない…俺に襲って欲しいと願ったのは心愛だろ?」


「私は…」


紫苑は私の唇を塞いで、舌で口腔内を蹂躙する。


ドキンドキンと高鳴り続ける心臓の鼓動がうるさい。



私はじゃじゃ馬と言われながらも、自分の地位を捜査一課に築き、男所帯の職場を渡ってきた。



そんな私も紫苑の腕の中では唯の女に成りすがる。



自然と悔しさは湧かない。


紫苑に対して愛しさが溢れて、身体が熱っぽくなり血が騒いだ。


もっと彼と一つになりたいとーーー・・・



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