恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「紫苑…女子高生が相手だからって・・・取調べと違う話ばかりするな!」


私は椅子から立ち上がって、バンとデスクに拳を打ちつける。



「私…お腹すいちゃった!!」


「そっか・・・出前頼むか…何がいい??」


「おい!?紫苑」


「心愛…出前をお願い」



「紫苑!?」



私の言葉を無視して、自分の用件だけを押し付ける。



「たくっ」



私はいつもの定食屋に電話して、親子丼3人前を注文した。



< 182 / 230 >

この作品をシェア

pagetop