恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
父は『危険だから止めておけ』と言ったけど。
私はカッコいい者に憧れた。
テレビで言えばヒーロー番組が大好きだった。女の子のクセにヒーローモノにハマる私を友達は可笑しいと笑っていたけど。
悪を倒す正義の味方。
その完全懲悪の世界観が堪らなかった。
父は非番で、今夜は在宅。
私は布団に入って、お気に入りのヒーロー柄の枕に頭を預けて半分、眠りかけていた。
ノックなしにドアが開いた。
廊下の明かりが私の部屋に光を差し込める。
「んっ!?パパ…!?」
「!?」
私はカッコいい者に憧れた。
テレビで言えばヒーロー番組が大好きだった。女の子のクセにヒーローモノにハマる私を友達は可笑しいと笑っていたけど。
悪を倒す正義の味方。
その完全懲悪の世界観が堪らなかった。
父は非番で、今夜は在宅。
私は布団に入って、お気に入りのヒーロー柄の枕に頭を預けて半分、眠りかけていた。
ノックなしにドアが開いた。
廊下の明かりが私の部屋に光を差し込める。
「んっ!?パパ…!?」
「!?」