恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
予告状~紫苑side~
* * *
「お前ら知らないのか?」
俺と心愛はボスに呼ばれ警視庁に急いだ。
「…怪盗・マロングラッセから犯行予告状が届いた…」
「そうですか・・・」
「こいつ、アホか?警視監の邸宅だぞ!!」
ボスはマロングラッセを完全にアホ扱いしていた。
栗原に俺の家でいちばん高級なモノは何だと訊かれ、父が銀婚式に母に贈ったアレキサンドライトの指輪だと応えた。
『○月×日午前0時 アレキサンドライトの指輪を頂きます。怪盗・マロングラッセ』
それがマロングラッセの犯行予告状の内容。
でも、ヤツの目的は心愛の記憶を改ざんだけ。
指輪は別に要らないらしい。
「お前ら知らないのか?」
俺と心愛はボスに呼ばれ警視庁に急いだ。
「…怪盗・マロングラッセから犯行予告状が届いた…」
「そうですか・・・」
「こいつ、アホか?警視監の邸宅だぞ!!」
ボスはマロングラッセを完全にアホ扱いしていた。
栗原に俺の家でいちばん高級なモノは何だと訊かれ、父が銀婚式に母に贈ったアレキサンドライトの指輪だと応えた。
『○月×日午前0時 アレキサンドライトの指輪を頂きます。怪盗・マロングラッセ』
それがマロングラッセの犯行予告状の内容。
でも、ヤツの目的は心愛の記憶を改ざんだけ。
指輪は別に要らないらしい。