僕はこそ泥です。完



ここで悲鳴を上げられちゃ困る。



とりあえず口押さえる。



「ン〜!!」


「ごめん!黙って!!」


「……コクコク」





はぁ……大人しくしてくれて
良かった。




一旦手を離す。



「あの、ごめんなさい。
プリンとアイス返すから許して下さい。」



「え、幽霊…ではない?」


「え、はい。」



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