摩天楼Devil
レシピを見ながら、材料を切っていく。
ふと、思った。
いつまで、こんなバイトってか、パシリしなきゃいけないんだろう……?
もし、叔父さんの話に釣られなかったら、脅されることなかったし、
何より、ファーストキス……無事だったよね。
“だったら、俺に惚れろ”
“こっちも本気で言ったんですけど”
「あ、あら?なんで、よりによってこんなセリフ思い出すのよ!」
やだ、なぜか緊張してきた。
こんな状態で、お湯をかける音なのか、ザバーッと水音が聞こえてきた。
「やだ。私は変態か!叔父さんもなんで、台所の横に浴室なんか……いや、それは設計士がしたのか……」
様々な妄想(もとい考え事)をしていたら、チンッと音が鳴る。
ふと、思った。
いつまで、こんなバイトってか、パシリしなきゃいけないんだろう……?
もし、叔父さんの話に釣られなかったら、脅されることなかったし、
何より、ファーストキス……無事だったよね。
“だったら、俺に惚れろ”
“こっちも本気で言ったんですけど”
「あ、あら?なんで、よりによってこんなセリフ思い出すのよ!」
やだ、なぜか緊張してきた。
こんな状態で、お湯をかける音なのか、ザバーッと水音が聞こえてきた。
「やだ。私は変態か!叔父さんもなんで、台所の横に浴室なんか……いや、それは設計士がしたのか……」
様々な妄想(もとい考え事)をしていたら、チンッと音が鳴る。