これが恋だとするならば・・・
「ホラホラ。
もーいいから戻りなさい。」
先生、
さすがにこの人を1年扱ってただけある。
この人こそ、
教師の鏡だ。
「・ねぇ・・・先生・・・・。」
「なんだ。」
「あんなに俺を進級させようと
必死になってくれたのに悪いけど、
俺、今年、留年するからね。」
・・・・ハ?
「そしたら智里と一緒になるんだ」
「バカいうな!!何のために、
俺が必死で頭下げたと思ってるんだ!!」
生徒一同は、
アッケにとられた。
そして先生は、
このドウシヨウモナイ問題児に
頭を抱えて怒鳴った。
私は、
・・・・・とりあえず
「もう帰ってくださいッッ!!
瀬名先輩!!」
”セナセンパイ”・・・
あぁいい響き・・・。
帰宅部でセンパイとは
全く交流のなかった私は、
しばしその響きに聞き惚れます。
一度でいいから、
”先輩”とかいってみたかったんだよねぇ。
ヒビキだけなら、
ものすごくいいんだよなぁ・・・。
ただ、センパイってのが、
コイツだから・・・。
セナセンパイ・・・・。
うん。
これから王子じゃなくて、
そう呼ぼう。
でも私はこんな先輩に一生尊敬なんかしてやらないし、
私はコイツに対して、
一生先輩扱いも出来ないと思う。
「・・・・・智里、
それ、もう一回いって。
今、すっごい萌えた・・・。」
この人は、
見た目と
響きがセンパイってだけで、
私は
コンナ奴、
絶対に
一生
年上とは思えない。
なんつったって、
こんなこと
表情無しで
いっちゃうような奴ですから・・・。
マジなの?冗談なの??
分からないのって
一番タチが悪いと思う。
もーいいから戻りなさい。」
先生、
さすがにこの人を1年扱ってただけある。
この人こそ、
教師の鏡だ。
「・ねぇ・・・先生・・・・。」
「なんだ。」
「あんなに俺を進級させようと
必死になってくれたのに悪いけど、
俺、今年、留年するからね。」
・・・・ハ?
「そしたら智里と一緒になるんだ」
「バカいうな!!何のために、
俺が必死で頭下げたと思ってるんだ!!」
生徒一同は、
アッケにとられた。
そして先生は、
このドウシヨウモナイ問題児に
頭を抱えて怒鳴った。
私は、
・・・・・とりあえず
「もう帰ってくださいッッ!!
瀬名先輩!!」
”セナセンパイ”・・・
あぁいい響き・・・。
帰宅部でセンパイとは
全く交流のなかった私は、
しばしその響きに聞き惚れます。
一度でいいから、
”先輩”とかいってみたかったんだよねぇ。
ヒビキだけなら、
ものすごくいいんだよなぁ・・・。
ただ、センパイってのが、
コイツだから・・・。
セナセンパイ・・・・。
うん。
これから王子じゃなくて、
そう呼ぼう。
でも私はこんな先輩に一生尊敬なんかしてやらないし、
私はコイツに対して、
一生先輩扱いも出来ないと思う。
「・・・・・智里、
それ、もう一回いって。
今、すっごい萌えた・・・。」
この人は、
見た目と
響きがセンパイってだけで、
私は
コンナ奴、
絶対に
一生
年上とは思えない。
なんつったって、
こんなこと
表情無しで
いっちゃうような奴ですから・・・。
マジなの?冗談なの??
分からないのって
一番タチが悪いと思う。