これが恋だとするならば・・・
未だに気分が悪い私と
付き添いのミキちゃん以外、
人がいなくなった。
「先生はもう昼休み入るからなー。
如月もそんだけ気分悪いなら
保健室いっとけよー。」
先生は
薄情にも
私とミキちゃんを残して、
足早に去っていく。
ってか、
自分、保健室に行く気力もないんです。
私は仕方なく、
「ミキちゃん。ごめんけど先にいってて。」
といった。
このまま、
昼休みが終わるまで
付き添ってもらうのは悪い。
「え?でも・・・。」
「・・私、この状況だし、
どうせお昼食べれないから。
こういうのは安静にしてれば
スグ直るんだよー。」
「そ、そう?じゃあゴメンね。
お昼食べ終わったら、迎えに来るから。」
なんだかんだいって
ミキちゃんは、
面倒見がよく、
優しい。
何故か私がミキちゃんに頼むような形で、
先に教室に戻ってもらった。
「ハッァー。」
シーンとした
一人っきりの
視聴覚室に
空しい溜息が響いた。
血液恐怖症なんて
情けないなぁ・・・。
赤だけで
連想してしまう・・・。
そもそも
な、んでだっけ?
私が血がダメになったのって・・・。
付き添いのミキちゃん以外、
人がいなくなった。
「先生はもう昼休み入るからなー。
如月もそんだけ気分悪いなら
保健室いっとけよー。」
先生は
薄情にも
私とミキちゃんを残して、
足早に去っていく。
ってか、
自分、保健室に行く気力もないんです。
私は仕方なく、
「ミキちゃん。ごめんけど先にいってて。」
といった。
このまま、
昼休みが終わるまで
付き添ってもらうのは悪い。
「え?でも・・・。」
「・・私、この状況だし、
どうせお昼食べれないから。
こういうのは安静にしてれば
スグ直るんだよー。」
「そ、そう?じゃあゴメンね。
お昼食べ終わったら、迎えに来るから。」
なんだかんだいって
ミキちゃんは、
面倒見がよく、
優しい。
何故か私がミキちゃんに頼むような形で、
先に教室に戻ってもらった。
「ハッァー。」
シーンとした
一人っきりの
視聴覚室に
空しい溜息が響いた。
血液恐怖症なんて
情けないなぁ・・・。
赤だけで
連想してしまう・・・。
そもそも
な、んでだっけ?
私が血がダメになったのって・・・。