これが恋だとするならば・・・
「何が・・・??」
「・・・・・・忘れたならそのほうがいいや。」
穏やかマックス。
微笑みまではいかないけれど
先輩の目は少し笑ってるようにみえる。
そこで鈍い私はソレに気付く。
『忘れたならそのほうがいいや』って
もしかして、
あの時、
私が『血が怖い』っていったから??
血を見た私が泣いたから?
「よかった・・・。」
次は確実に、
まぎれもなく
微笑んだ先輩。
ここで確信した。
今さっき、
血のことを『赤い液体』といったのも、
『忘れたならそのほうがいいや』というのも
あの時、すぐに
保健室へと去ってしまったのも、
私のところに来なくなったのも、
それは
私に血をみせないためで、
『血が怖い』といった私に
あの現場を思い出させないためかもしれない。
「ねぇ先輩?」
「ん・・・何??」
「ありがとうございます。」
実はこの人、
分かりづらいけど
とても優しい人間だと
いうことに気付いた。
「・・・・・・忘れたならそのほうがいいや。」
穏やかマックス。
微笑みまではいかないけれど
先輩の目は少し笑ってるようにみえる。
そこで鈍い私はソレに気付く。
『忘れたならそのほうがいいや』って
もしかして、
あの時、
私が『血が怖い』っていったから??
血を見た私が泣いたから?
「よかった・・・。」
次は確実に、
まぎれもなく
微笑んだ先輩。
ここで確信した。
今さっき、
血のことを『赤い液体』といったのも、
『忘れたならそのほうがいいや』というのも
あの時、すぐに
保健室へと去ってしまったのも、
私のところに来なくなったのも、
それは
私に血をみせないためで、
『血が怖い』といった私に
あの現場を思い出させないためかもしれない。
「ねぇ先輩?」
「ん・・・何??」
「ありがとうございます。」
実はこの人、
分かりづらいけど
とても優しい人間だと
いうことに気付いた。