♪ニャンニャンニャーン♪
「あらあら、イチゴちゃん。ご主人様になんてこと言うの?」
店長が楽しそうに言う
それで、理解した壱子の怒りは店長に
「店長が呼んだんですか?!」
「ご招待したんです。毎回イチゴちゃんのお迎えご苦労様って。だから、はい、イチゴちゃん接客」
「で、でも…」
俺にその姿で接客するのを拒む壱子を見て店長がニヤリと怪しく笑った
「仕方がないわねー。イチゴちゃんが嫌なら他の子に頼もうかしら。…彼氏くん格好いいから、きっと喜んで接客してくれると思うし」
チラリと壱子の反応を見る店長
で、続ける
「もしかしたら…彼氏くんの接客したら彼氏くんのことを好きになっちゃうかもねー」
壱子は店長の言葉にピクリと反応
それを確認した店長が、近くにいたにゃんこメイドに声を掛けようとする
「あ「やる。やります。私がやります」
店長の声に被せて壱子が慌てて言った
「そ?じゃ、よろしくねー」
そう言って店長は去っていった