♪ニャンニャンニャーン♪
店長が立ち去り、壱子が覚悟を決めたように深呼吸した
「ご主人様、こちらがメニューです…にゃん」
恥じらいながら一生懸命接客しようとする壱子
その姿があまりにも可愛くて…
思わず黙ってしまう
「…ご主人様?」
俺が黙っていると壱子が首を傾げて不思議がった
そんな壱子に素直な感想を告げる
「可愛い…」
「っ?!!」
一瞬で赤く染まる壱子の頬
面白い…
「メニューはいらないよ。それより、俺は早く壱子に触れたいなぁ」
「?!!」
もうそろそろ閉店の時間だしね?
こんな可愛い姿の壱子見たら…
独り占めしたくもなるでしょ?