♪ニャンニャンニャーン♪

しばらくすると…


「いやぁー無理だよ!純ちゃんっ!恥ずかしいよ!!」


リビングの扉の向こうから比奈の叫びが聞こえた
どうやら着替えが終わったらしい


「大丈夫、可愛いよ?猫耳もベストマッチしてるよ?」


はぁ?
猫耳?

今、猫耳って聞こえたけど…
あれ?メイドさんに猫耳って付くの?


「猫耳だって。萌えーだね?」

「昴の口から"萌え"って言葉が出るなんて驚きだ…」


無表情で"萌え"なんて言う昴
ミスマッチ過ぎる…


「ま、待って!純ちゃんっ!心の準備をさせてー!!」

「却下で」

「いやーーー!」



そして…リビングの扉が開いた


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