恋愛レベル
ずーっと先輩の事考えてたら、もう放課後。
結局あの後は、先輩の姿見れなかったけど…
まあ、また明日もあるし!
陽子と一緒に帰ろーっと!
あ、でもあたし日直じゃん。
日誌書いて、教室の鍵閉めていかなきゃなー…
「日向、一緒帰ろ?」
「日直だから遅くなるけどいい?」
「うん、待っとく」
「ありがとう」
その後日誌を書いて、鍵閉めて…
そこまではよかったんだけど、鍵を返しに行く時に先生に捕まってしまった。
あー話長いっ!!
適当に頷き、無理やり話を終わらせて陽子の元へと急ぐ。
「陽子ごめん!遅くなった!」
「いいよ、行こう?」
「うん!」
あぁ~バス間に合わなかった…。
まぁ、次のバスに乗ればいっか。
バス停には人がなく、あたしと陽子だけだった。
バスを待っている間、陽子とずっと恋バナ。