cocoa 上
部活の時間になって、練習に参加できないのは
悔しかったけど優愛を守れたから
それでいいんだって思ってた。
だけど、俺がボールを洗っている間に
優愛と海斗が倉庫で二人だけでいると聞いて悔しかった。
俺は嫉妬で汚れて優愛を傷つけてしまった。
「優愛には関係ねーよ。」
言ってはいけないことを優愛に言ってしまった。
泣いてその場から去る優愛に追い掛ける権利がなかった。
「…俺も光汰に話がある。」
海斗が俺の目を見てそう言った。近付く俺と海斗。
「おめー、俺が優愛のこと好きなの知ってるよな?」
問う俺に海斗は迷いもなく
「…あぁ、知ってる」
俺に向かってそう言う。
「じゃあ何で優愛に近付くんだよ?」
俺はキレた。嫉妬で汚れた目で海斗を見る。
「…アイツを大事にできねーんなら、俺は我慢しねぇ。」
海斗はその場にそう言い残して去っていった。
海斗の言葉が胸に突き刺さった。
悔しかったけど優愛を守れたから
それでいいんだって思ってた。
だけど、俺がボールを洗っている間に
優愛と海斗が倉庫で二人だけでいると聞いて悔しかった。
俺は嫉妬で汚れて優愛を傷つけてしまった。
「優愛には関係ねーよ。」
言ってはいけないことを優愛に言ってしまった。
泣いてその場から去る優愛に追い掛ける権利がなかった。
「…俺も光汰に話がある。」
海斗が俺の目を見てそう言った。近付く俺と海斗。
「おめー、俺が優愛のこと好きなの知ってるよな?」
問う俺に海斗は迷いもなく
「…あぁ、知ってる」
俺に向かってそう言う。
「じゃあ何で優愛に近付くんだよ?」
俺はキレた。嫉妬で汚れた目で海斗を見る。
「…アイツを大事にできねーんなら、俺は我慢しねぇ。」
海斗はその場にそう言い残して去っていった。
海斗の言葉が胸に突き刺さった。