cocoa 上
優愛
中川先輩は下を向いて悲しそうな表情を浮かべた。
私が泣いているから中川先輩困っているの?
私…なんて最悪な女なんだろう。
泣いてちゃだめだね。
「中川先輩!私もう平気ですから♪」
笑ってその場から去ろうとした。中川先輩は振り返った。
「柳原。」
ゆっくりと振り向く私。
中川先輩は私に近付いて来た。
だけど、私の横を通り過ぎて、運命の一言を言った。
「あいつの傍にいてやってくれ」
胸の奥が強く締め付けられた。
痛い、痛いよ…中川先輩。
去っていく中川先輩の後ろ姿を
見つめて、悲しくなる私。
中川先輩は本当に私のこと好きじゃないんだね。
そっかぁ、そうだよね。急に笑いがこみ上げてきた。
あははは…私本当間抜けだなぁ。
今頃気付くなんて。
私、中川先輩が好きなんだ。
私が泣いているから中川先輩困っているの?
私…なんて最悪な女なんだろう。
泣いてちゃだめだね。
「中川先輩!私もう平気ですから♪」
笑ってその場から去ろうとした。中川先輩は振り返った。
「柳原。」
ゆっくりと振り向く私。
中川先輩は私に近付いて来た。
だけど、私の横を通り過ぎて、運命の一言を言った。
「あいつの傍にいてやってくれ」
胸の奥が強く締め付けられた。
痛い、痛いよ…中川先輩。
去っていく中川先輩の後ろ姿を
見つめて、悲しくなる私。
中川先輩は本当に私のこと好きじゃないんだね。
そっかぁ、そうだよね。急に笑いがこみ上げてきた。
あははは…私本当間抜けだなぁ。
今頃気付くなんて。
私、中川先輩が好きなんだ。