キミがスキだ
●▲■ 〜 愛生Side 01 〜
.
昇降口で靴を履いていたら
篤良と紗羅の喋り声が聞こえた
「日直だったんだけど
日誌書いてる途中で寝ちゃって」
…紗羅らしいな
と思いながら耳を澄ます
…
俺、なに人の話し盗み聞きしてんだろ
ただ、篤良と紗羅が
前に付き合ってたことがあったから
だから…
篤良が紗羅にまだ気があることを
俺はなんとなく知ってる
俺も紗羅のことが好きだから
やっぱり周りのことには敏感になる
「紗羅は橋谷にしか興味ないんだな」
いきなり耳に飛び込んできた言葉…
紗羅が、俺にし興味がない?
篤良のやつなに言ってんだよ
そんなわけない。
紗羅は…こんな俺のことなんて
きっとうざったく思ってる
せっかく紗羅が話しかけてくれても
何一つまともに答えれないんだから
.
昇降口で靴を履いていたら
篤良と紗羅の喋り声が聞こえた
「日直だったんだけど
日誌書いてる途中で寝ちゃって」
…紗羅らしいな
と思いながら耳を澄ます
…
俺、なに人の話し盗み聞きしてんだろ
ただ、篤良と紗羅が
前に付き合ってたことがあったから
だから…
篤良が紗羅にまだ気があることを
俺はなんとなく知ってる
俺も紗羅のことが好きだから
やっぱり周りのことには敏感になる
「紗羅は橋谷にしか興味ないんだな」
いきなり耳に飛び込んできた言葉…
紗羅が、俺にし興味がない?
篤良のやつなに言ってんだよ
そんなわけない。
紗羅は…こんな俺のことなんて
きっとうざったく思ってる
せっかく紗羅が話しかけてくれても
何一つまともに答えれないんだから
.