I miss you...

放課後、シンとレオナが最後の授業の片付けをさせられていた

2人が日直だったからだ



「シン先帰るね」

レイが手を振り帰っていった

「シン、カフェでジノと待ってっから」

そう言ってエドも帰っていった


気がつけば教室には2人だけになっていた



「意外に時間かかるね」

レオナが苦笑いした

「あぁ」

「お腹減ったな」

笑うシン

「なに?どうしたの?」

「いや、別に」

「灘木くんて変人なの?」

「なんで?」

「急に笑ったりするから」

「あぁ…じゃあ、変人かも」

「え!?」

「俺からしてみたら夏木さんの方が変人に見えるけど?」

「変人じゃないよ!」

ムキなるレオナ

そんなレオナを見て笑うシン

シンの笑いにつられてムキになっていたレオナも笑った

2人の笑い声が教室に響いた

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