I miss you...
そんな雑談をしながら作業をしていたらすっかり空は茜色に姿をかえていた
片付けを終えた2人は一緒に下校していた
「結構、時間かかったな」
「ごめん。私が無駄な話して手を止めてたから…」
しょんぼりするレオナ
「別に、楽しかったし」
「本当!?」
「あぁ」
微笑むレオナ
「良かった。私の話いっつも長いだけでつまんないってよく言われてたから」
「そうなの?」
「うん。だから私と話してくれる人、少なかったんだ」
「意外だな」
「そう!?」
「だって今、結構みんなと話してんじゃん」
「今はコツを掴んだからね」
「コツ?」
「そう、話のコツ!」
ニカッと笑ったレオナの顔にシンはドキッとした
可愛い
シンは心の中でそう呟いた