I miss you...

「よし!決めた!!俺、明日試しに呼んでみる!」

エドが不穏な空気を吹き飛ばした

「知らねーぞ、蹴っ飛ばされても」

ふてくされながらジノはコーヒーを飲み干した



その後、雑談をし三人は解散した




ジノが家に帰ると父親が待ち構えていた



「ただいま」

ジノは父親にそう伝えさっさと自分の部屋へと向かおうとした

「待ちなさい、ジノ」

父親がジノを止めた

「最近の学校生活はどうだ?」

「…急になんですか?」

「いや、最近真面目に授業に出ていると聞いたからな。これからも頑張るように」

そう言うと父親は書斎へと消えていった

厳格な父親に昔から口答え出来ないジノ

唯一恐れている存在だった

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