もっと早く逢えていれば良かった
「病室に戻らないの?」
「あ…戻ります」
流れでついていくあたし。
「名前、なんて言うの?」
彼がそう聞いてきた。
「普通、自分から名乗るものじゃないですか?」
彼のほうが年上だと思うけど、敬語使ってるあたしがバカみたいになってきた。
「あぁ、確かに」と言って自己紹介し始めた。
「俺は白神昴(しらかみすばる)、20歳。お前の新しい主治医。よろしく」
「あたしは水無瀬綾乃(みなせあやの)、17歳です…ってあたしの主治医ぃぃぃ!?」
「うん、そうだけど?」
なっ!!こんな奴があたしの主治医だなんて……。
これからどうすればいいの?
何か、やっていけない気がする。
「あ…戻ります」
流れでついていくあたし。
「名前、なんて言うの?」
彼がそう聞いてきた。
「普通、自分から名乗るものじゃないですか?」
彼のほうが年上だと思うけど、敬語使ってるあたしがバカみたいになってきた。
「あぁ、確かに」と言って自己紹介し始めた。
「俺は白神昴(しらかみすばる)、20歳。お前の新しい主治医。よろしく」
「あたしは水無瀬綾乃(みなせあやの)、17歳です…ってあたしの主治医ぃぃぃ!?」
「うん、そうだけど?」
なっ!!こんな奴があたしの主治医だなんて……。
これからどうすればいいの?
何か、やっていけない気がする。