もっと早く逢えていれば良かった
「綾乃!?」
急に昴が起き上がる。
でも、それどころじゃなかった。
吐き気が止まらない。
「綾乃、落ち着いて深呼吸して」
背中を擦ってくれる。
昴に言われた通りにする。
何とか落ち着いてきた。
「ハァハァ……」
「大丈夫か?まだ吐きそう?」
「大丈夫……」
「顔色悪いし、もう病院戻るか」
話すのが辛くて首を縦に振ることしか出来ない。
「車椅子、乗れるか?」
「……」
また首を縦に振る。
急に昴が起き上がる。
でも、それどころじゃなかった。
吐き気が止まらない。
「綾乃、落ち着いて深呼吸して」
背中を擦ってくれる。
昴に言われた通りにする。
何とか落ち着いてきた。
「ハァハァ……」
「大丈夫か?まだ吐きそう?」
「大丈夫……」
「顔色悪いし、もう病院戻るか」
話すのが辛くて首を縦に振ることしか出来ない。
「車椅子、乗れるか?」
「……」
また首を縦に振る。