恋なんて・・・



『でも、麗羅・・・』






『それ以上言うなってんだろ!』



静かな屋上に麗羅の叫び声が響いた






『ゴメン。』





そう言い残すと麗羅は静かに屋上を後にした











『あの~』



俺は遠慮がちに声をかけた





『ん?』








『麗羅に何があったんですか?』










『ん?陸斗君が気にする事じゃないよ(笑)』






―蓮さんはそう言って笑ったケド顔が笑ってない・・・








『そうですか・・・』






もう俺はそれ以上何も言う事が出来なくなった・・・






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