空と微笑みと君と
「高橋! 高橋! おいっ!」
私は、先生から呼ばれる声で、
自分の世界から
現実世界へと戻ってきた。
「あ、えっ?」
「高橋! ぼーっとしてるんじゃない!!」
「あぁ~、すみません~。」
「高橋、
お前反省してないだろう?
罰として、
学級委員、やれ」
「えっ!?」
綺羅に助けを求めて、
見てみたけど、
笑って、
視線をはずされた。
「これは、決定事項な~。
みんな、
いいだろ~?」
「「「はーい」」」
「「「がんばれな~ 高橋」」」
と、多種多様な答え。
綺羅も同意してた・・・・。
裏切り者めっ!!
もう・・
最悪・・・・・。
1番人気のない学級委員か・・・。
「んじゃ、
男子の学級委員は、
隣で寝てる、桜川。
やれよ~」