Purewhite Devil

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光に包まれ目を覚ますと、見慣れたベッドの中にいた。


体を起こすと殺風景な空間が広がっていた。



『俺の、部屋ーー？』



慌ててリビングに向かうと、スーツを着たオヤジが新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた。



『おはよう、今日は早いな』

『あぁ、おはようーー』

『何だ休みボケか？』

『休みボケ？』

『しっかりしてくれよ。昨日まで夏休みで今日からまた学校だろう』



今日から学校？


嘘だろーー。



『早く起きてもボーッとしてたら学校に遅刻するぞ』



そう言うとオヤジは新聞を折りたたみ、鞄を手に取った。



『それじゃあ会社に行ってくるよ』

『あ、あぁ、行ってらっしゃい』



どうなってんだ？


何で俺生きてーーッッ。


乃愛は！？


落ち着かない気持ちになり俺は急いで学校に行く準備をした。


朝こんなに慌てて準備した事ないんじゃないかと言うくらい急いだ。


急いだかいあって、学校には一番のりでついてしまった。


とりあえず乃愛が来るのを待ってるしかないか。