龍と虎
3日経っても何もなく、平和な日常だった…。



「龍太君!!」

「修?」



虎と仲がいい修が話しかけてきた。



「加賀美さんが…。誰かに…。今病院にいる。」

「はぁ!?陸が??」

「学校の帰りに、後ろから誰かに襲われたみたいで…。大したことはないみたいだけど…。」



陸が…。



「虎太君に言った方がいいんじゃ…。」

「虎に言ったら確実に暴れる。陸が、問題起こして退学になるのは避けろって言ってたから。」

「俺達も今動くに動けなくて。誰にやられたかわかんないから…。」

「修…。虎にはバレねぇように、真里奈から離れるな。」



それから俺は陸の病院に行った。



「ダサッ♪2代目で潰されちゃうんじゃね!?」

「潰さねぇよ!!龍…。多分山崎だな…。」

「また山崎かよ…。」

「あいつは虎を相当恨んでっから。真里奈ちゃんは大丈夫か?」

「修に頼んだ。どうする陸。」



俺達は作戦を立てた。



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