龍と虎
【虎太】



「お先しま~す♪」



バイトが終わって家に帰る。



今日のメシは何だろう♪



「真島虎太。」

「はい?」

「顔貸せ。」



喧嘩!?



何!?何!?



俺は年上だと思われる男の後を着いていく。



「ここでいい。」



連れてこられたのは、薄暗い路地裏。



「誰?」

「んな事はどうだっていいんだよ。」

「何!?」

「俺に勝ってみろよ。」


3分後



「勝ってみたけど?」

「くそっ…。」

「まぁ、なかなかいい蹴りだったよ♪じゃあな。」



喧嘩したのとかって…。


光以来!?



光より弱かったな…。



それにしても久しぶりに喧嘩売られたな♪



「ただいま。」

「虎、ご飯は??」

「食う♪」



俺はこれから喧嘩三昧になるとはしらずにメシを食った。


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