龍と虎
浅くキスをして、体を離そうとしたら、杏奈が俺の首に腕を回して俺を逃げられないようにした。



「えへ♪」

「何これ…。」



すげぇ近い距離で喋ると、杏奈はまた俺にキスをしてきた。



長くて、エロいキス…。



頭がどうにかなりそうだ。



バッと体を離すと、杏奈は俺を見て笑った…。



「オヤスミ龍♪」



マジかよ…。



「オヤスミ…。」



かなりキツイ…。



俺は15の男の子ですよ?



ヤリたい盛りですよ?



つーか、杏奈はあんなキスどこで覚えてきたんだよ…。



スースーと寝息をたてて寝始めた杏奈…。



元カレとか…。



いたよな?



杏奈は俺が初めてじゃ…。



ナイ。



それを考えたら無性に腹が立って、杏奈の隣のベッドで寝る事にした。



俺ってかなり嫉妬深いらしい。



< 82 / 210 >

この作品をシェア

pagetop