ワタシノキモチ
自我が消えゆく
この心境の中で

なにを思い
なにを見る

手を伸ばすことも
言葉を発することも


なにも出来ないとわかって
なにを求める。


嗚呼消えゆく
この心、この体

金色の光が僕を導く


長く長く、
ひたすらまっすぐ続く道

光の粒となり僕はそこ飛ぶ

右には家族、左には友人
その先には恋人

そのまた先には何がある



真紅のバラの柱を
ぬけるとその先は…
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