生ける屍となって
私が目を覚ました時
目に入ったのは閉め切られたカーテン。
前にもこんなことあったような気がする。
何だろう。
ズキッ
頭痛っ。
『君は・・・迷子?』
迷子?
・・・わたし
私は
ガチャ
「あ!目が覚めた?」
入ってきたのはスカイだった。
私が頭を手でおさえているのを見て駆け寄ってきた。
「大丈夫?
どこか痛い?苦しい?」
「だ、大丈夫!
ちょっと頭痛いだけ!」
私は焦ってそういった。
「そっか、何があったか・・・
覚えてる?」