ドリーム×アイドル
と、まぁ、、、、

始業のチャイムがそろそろ鳴る時間だし、あんなやつ追いかけるのやめて教室戻るかぁ。。。。。。。。


「ねぇねぇ、桐生君アイドルになったってホント!?」

このタイミングでこんな質問してくるなよ。。

同じクラスだから、後で聞けばいいだろ・・・・・。

「あっ、、、まだだよ・・・・今度受けるCMのオーディションに受かったらレッスン生じゃなくて、、、ちゃんと事務所に入れるワケ。。。。。」

「なるほどぉ~。。広めてあげるから感謝してね桐生君っ♪」

「じゃねー」

「ああ・・・・」

広めなくていいって。。。。。。。

学校中に広まるじゃんか・・・・・・・・。

でも、どうせ広まるけど、、、、たぶん・・・・。


じゃなくて、、、、始業だっつーの!!


「はい、月島桐生ちこーく!!」

担任の先生にしっかり宣告されて遅刻数が増加する。。。。。。

「ああ・・・・はいぃ・・・・・」

HRが始まって先生が話をし始めると同時にたくさんのメモが俺のとこに回ってくる内容は。。。まぁ。。。。。

『アイドルってホント』

『桐生君すごーい!』

『ホントかよーーー!?』

『まぁ、がんばれや・・・・』

内容はさまざま。。。多いけどしっかり一つ一つ先生の話には耳も傾けずメモの返事を書く。。。。



「おい、桐生聞いてたか??」

先生が話していたらしい今日の予定なんか一切頭に入っていなくて

「ああ、、はい一応」

としか、答えれなかった。

< 20 / 24 >

この作品をシェア

pagetop