ドリーム×アイドル
「ありがとうございましたーー」


「ほらありがとうございましたってゆって」


「あっ、、ありがとうございましたっ!!」




月島飛鳥も手を振ってるからここは振るべきだと思う……



わけもわからず僕は手を振った…



ステージから去るといきなり、、、スタッフさん達の視線の的になった…



当然と言えば当然。。。



「まぁまあ。。。月島くんのおかげでかなり盛り上がりましたし。。。いいじゃないですか♪」




「でもねぇ。。。。」



「もう終わったことですしっ」



「…本当にすみませんでしたっっ!!」




「すみませんでした、、じゃすまないよこれは。。。。」



「いいんです、、、もともと私が勝手に会場に入れたのが悪いんですから…」




「そうだねぇ。。。。じゃぁ、、、飛鳥ちゃんには倍働いてもらうからね!!」



「はい……」



「飛鳥ちゃんがこんな人間だとは思わなかったよ…」




仕方のないことだとわかったいたけど、動かずにはいられなかったんだ。




汗ばむ手でずっと握り締めていたマイクをキュっと持ち直しもう一回ステージに行く




なんか無性に言いたかった…




「皆さん、、さっきは迷惑かけてすみませんでしたっっ!!」



落ちたとき以上のどよめきが場内を駆ける。。


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