2.5股

「あ、いや、なんかあの子は、その、なんか地元が同じで、しかもなんか同じ町内だってことでなんか親近感が」

「誰よ?」

「大学の下見にきた受験生だよ。女子高生、十七歳」

「あんた、女子高生にまで手を出してんの!?」

「人聞きの悪いこと言うなよ。初エッチは十八歳の誕生日にって約束してんだから。それまでは手か口で……」

「サイテー!!!!!」

 あたしは怒鳴りつけて、そこから走り去った。
 こんな男と付き合ってたなんて!
 くやしいくやしい、クヤシーーー!


<<エピローグへ続く>>
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