秘蜜ナシの恋愛事情


「人気アイドルの永森元樹だ」


自分で人気アイドルって




「そう言うお前は誰なんだ?」






「あたし?あたしは高崎美奈子。そこにいるヘンなオジサンの姪」






「自己紹介も終わったみたいだし、じゃあ」



出て行こうとする叔父さんの襟首を永森元樹が掴んだ








「だからなんで俺様がこんなことをしなくちゃいけないんだ!」



「そ、それは……」





「お前がスキャンダルばかり起こすからだ」





どこから現れたのかスーツ姿の男性



「マネージャー」



この人が……









スキャンダルって







「事務所が押さえるのにいくら使ったと思っている?もう無理だ」






「は?俺が手をだした訳じゃねぇーよ。向こうから誘ってきたんだ」




「ファンはそうは思わないだろう。とにかくこの企画を全うしろ」




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