恐怖の館

雅也side

ぅう…。
痛ぇなぁ。

目が明るさに慣れないせいか目がしばしばする。


やっと明るさに慣れて
辺りを見回した。

真っ白な天井、うすだいだい色のカーテンが目には言った。


「ここどこだよ?」


見慣れない病院だった。

さっきまで
廃墟にいたはずなのに…



「やっと気付きましたか?」


声のした方に
顔を向けると美人な看護婦が立っていた。


「だ、大丈夫ですっ!!」



いろんな意味で緊張して背筋を伸ばした。
< 14 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop