恐怖の館
「ほら、ここに雅也くんの模型。かっこよくできてるでしょ~?だって似てなきゃ雅也くんにダメージが与えられないもん。」


「やめろ…」


「まぁ今から落とすよ?あの時の僕の痛みを重い知るがいい。」


「やめろ。」


「じゃあさようならー」


「やめろー!!!」



そう叫んでももう遅かった。

あいつの手からは
俺の模型が手放されていた。



ドスッッッ。



「ぅ゙わ゙ぁぁぁぁー!!」



激しい痛みが俺を襲う。


「うがぁぁぁあ!!」


その激しい痛みを伴ったまま俺は意識を手放した。
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