恐怖の館
急いで三階に上がった。


「どうしたんだ?!雅也」


そう俺が叫んだ先は
さっき二階で見た大きな扉が開いていた。

ふと屋上はあるのかと疑問に思い、階段の先を見た。


「やっぱり、先はねぇか」


「ん?翔太なんか言ったか」


「別に。」


廃墟が俺たちを必然的に三階に呼んでいる。

もしかしたら
俺たちにこれからとんでもないことが起こるのかもしれないな…
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