モノクロ*メランコリック


「やるわ、私。私がどれだけシロのことが好きか、伝えに行く」

「…ミアらしいわね。頑張りなさい。あたしにやれることがあるなら、言ってね」

「もちろん!」


思い立ったら、即行動よ。

決行は、明日。

つまり、文化祭当日!

あわよくば一緒に回りたいなんて、贅沢は言わないわ。ええ、本当よ?そんなこと思ってないんだからね!!


奮起した私を、りさは優しい瞳で見つめてくれていた。


…覚悟なさいよ、シロ。


私は、地の果てまであなたを追いかけるわ!


「ミア、それは怖いわ」

あ、あらそう?

でも、私はそれくらいの思いよ!







「やーん!可愛い、ミアちゃん!超白雪姫〜〜!」


そうしてやってきた、文化祭当日。

劇が始まるまでの数時間、私は宣伝のために衣装を来て校内を歩き回ることになった。



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